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2011年9月12日月曜日

人に当たる確率3200分の1、人工衛星の破片が1ヶ月以内に大気圏に突入の恐れ(NASA)

墜落

この秋、人工衛星の破片が空から降ってくるかもしれない。そしてそれが、世界のだれかに当たる確率は3200分の1である。――米航空宇宙局(NASA)は今月9日、大気圏への落下が見込まれる人工衛星について「注意報」を発表した。



今回、地球落下の恐れがあるのは、1991年に打ち上げられた大気観測衛星「UARS」(約6トン)。2005年に運用を終え、現在は高度約250キロ付近を漂っている。高度は徐々に下がっており、9月下旬から10月上旬にかけて、大気圏に突入する見通しだ。


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 軌道の角度からみて、破片が落ちるのは赤道を挟んだ北緯57度~南緯57度の間で、世界の広い範囲が対象地域となる。当然日本も含まれている。

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試算では大部分は燃え尽きるが、26個の金属破片(計532キロ)が800キロ四方の範囲に落ちる。この一つが、世界のだれかに当たる確率は3200分の1で、「自分に当たる確率」にすると、21兆分の1になるという。記者会見したNASAの研究者は「破片が有害である可能性はほとんどないが、絶対にさわらないで」と呼びかけた。

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過去には、2001年にロシアの宇宙ステーション「ミール」(約130トン)が大気圏に突入した例があるが、「人工衛星の破片でけが人が出た例はこれまで確認されていない」という。

 現在は落下した人工衛星で人的被害が出るリスクを1万分の1以下に抑える基準を設けているが、「UARS」が打ち上げられたのは、この基準が適応される前。なのでそのリスクは十分に抑えられているとは言いがたい。NASAは落下の数日前から予報を出す予定だが、大気圏に突入後でないと詳しい落下地域はわからないとしている。

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 宝くじに当たるのと、人工衛星の破片にぶち当たるのと、どちらの方が高確率なのかはわからないままに、とりあえずここ1ヶ月は頭上に注意しておいたほうがよさそうだ。


※記事はカラパイアさんからの転記です。http://karapaia.livedoor.biz/

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